Strawberry Thief
いちご泥棒
インディゴ抜染に赤や黄色といった藍色以外の色を取り入れた、19世紀イギリスのテキスタイルデザイナー、ウィリアム・モリスの最初のテキスタイルです。いちごをついばんでいるツグミを由来として描かれた愛らしく美しいデザインです。
ウィリアム・モリスは、デザイナーだけでなく、詩人、ファンタジー作家、アーティスト、印刷者、翻訳家、建築保護運動家、社会主義活動家でもあり、これら多方面に関わるアーツ・アンド・クラフツ運動主導者です。
多方面で精力的に活動し、それぞれの分野で大きな業績を挙げた為、「モダンデザインの父」と呼ばれています。
現在、日本でも、カーテンやクッションなどのファブリックに使用されいて、売っているのを良く見かけます。
モリスはケルムスコットにある別荘の庭でイチゴを育てていました。 ある日、収穫しようとしたいちごを小鳥たちが食べてしまうというエピソードが、この柄のインスピレーションとなりました。
イングランド ロンドンの博物館
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