Castelo de São Jorge
サン・ジョルジェ城
ポルトガル・リスボン中央部、市内の高台にあり、リスボン湾の見える眺めの良いお城です。
静岡の久能山の頂上にある、久能山東照宮(徳川家康が埋葬された)から駿河湾を眺めた際に、どこかで似たような景色を見たことで思い出しました。
※リスボンの絶景を満喫「サン・ジョルジェ城」の楽しみ方
丘の上の最初の要塞化は、紀元前2世紀頃であるということだけ知られていますが、考古学調査から、少なくとも紀元前6世紀までには、フェニキア人・古代ギリシャ人・カルタゴ人の影響を受け、土着のケルト人とイベリア人が占領していたとわかりました。
のち、古代ローマ帝国、スエビ族、西ゴート王国、ムーア人と支配者が変わりました。現在につながる本格的なものは8世紀にイスラム勢力によってつくられたとみられます。
サン・ジョルジェというお城の名前は、14世紀末、国王ジョン1世が竜退治で有名なセント・ジョージを守護聖人として祭ったことに由来します(セント・ジョージはポルトガル語読みで「サン・ジョルジェ」)。
彼の王妃フィリパはイングランド王女であり、どちらの国でも龍と戦う聖人ジョルジェ(英語では聖ジョージ)は人気がありました。
それ以前は「アルカソヴァ宮殿」と呼ばれていたそうです。
お城はどこよりも素晴らしいリスボンの眺めが味わえることから、観光客に非常に人気があるスポットです。
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