Montagne Sainte-Victoire

サント・ヴィクトワール山



※ポール・セザンヌ (1839年 - 1906年 ) 


こちらは、フランス南部のエクス=アン=プロヴァンスの市街地の東、市域の南東部に位置します。

この山は、エクス=アン=プロヴァンス出身の画家、セザンヌ(1839 - 1906)の家の近くから見ることができ、彼の絵画のシリーズ(44点の油画と43点の水彩画)で取り上げられ、多くの人から慕われています。

エクス=アン=プロヴァンスは、フランスのブーシュ=デュ=ローヌ県の古都です。略称はエクス(仏: Aix)です。

プロヴァンス伯爵領の首都として古くから繁栄し、現在は学術・芸術都市としてプロヴァンス地方の観光の拠点となっています。

ラテン語のアクア(水)から転訛したエクスの名が示すとおり、街中の至る所に大小の噴水が湧き出しています。

中でもミラボー大通り(Cours Mirabeau)にあるロトンド大噴水、温泉の湧く苔むした噴水、ルネ王の噴水、マザラン地区にある4頭のイルカの噴水、旧市街の市庁舎の噴水、アルベルタの噴水など一見に値するものが多々あります。

「セザンヌのアトリエ」を訪れましたが、エクス=アン=プロヴァンスのかな賑やかな街の雰囲気とは異なって、閑静な丘の上にあり、リンゴなどの静物画を制作した場所であることがよく分かります。

宿泊したヴィラ ガリシ ホテルも、アトリエの近くで、19世紀の邸宅を改装した、3ヘクタールの庭園に囲まれた静かな場所にあり、絵を描きたくなるセザンヌの気持ちが分かりました。

帰りがけ、マルセイユ空港に向かうタクシーの中で、運転手さんが、車窓から見える、サント・ヴィクトワール山について、説明をしていました。セザンヌと同じく、地元の人に愛されている誇り高き山なのですね...

参考:エクス・アン・プロヴァンス【フランスの美しい街】 – 世界の最も美しい村をめぐる

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