Sacred messengers 

神聖な使い





2月の午の日に、全国各地の稲荷神社で「初午祭」というお祭りが行われます。

2026年の初午は2月1日(日)です。今年は、午年ですし、何か格別なお祝いになるのではないかと想像します。

稲荷神社の「稲荷」は「稲生り」に由来するとされ、「おいなりさん」と親しみをもって呼ばれています。

稲荷神はもともと五穀豊穣の神様ですが、今では商売繁盛、産業興隆、家内安全、交通安全、芸能上達の守護神として信仰されています。そのため、「初午祭」では、五穀豊穣だけではなく様々なご利益を祈願するために多くの人が稲荷神社を訪れています。

初午の由来は京都・稲荷山の麓に位置する「伏見稲荷大社」にあります。全国に約30000社あるといわれている稲荷神社の総本宮です。

午の日の数え方は、昔の日付の数え方で、日付を、中国発祥の概念、十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)に当てはめて数えます。

「子」「丑」「寅」と続いて「亥」で一巡すると、「子」に戻ります。このように日付を数え、2月の最初にやってくる「午」の日が「初午」です。

稲荷神社といえばキツネを思い浮かべる人も多いのでは。ただし稲荷神=キツネではなく、キツネは稲荷神の使いといわれ神様を守る存在です。

豊作を願い稲荷神を祀る風習と、稲荷神の使いであるキツネが家を守ってくれるという考えから稲荷信仰が広がりました。



【2026年】初午祭とはいつ? 食べ物「いなり寿司」の意味、日本橋三越で買えるおすすめを紹介 | 三越伊勢丹の食メディア | FOODIE(フーディー)

初午のお供え物・初午に食べるものに、いなり寿司が挙げられます。

キツネの好物といえば「油揚げ」。初午に油揚げだけではなく、油揚げにすし飯を詰めたものを奉納したのが「いなり寿司」の始まりだそうです。

キツネの好物である油揚げに、稲荷伸のおかげでもたらされた米を詰めるようになったとか。

東日本では米俵に見立てた俵型、西日本ではキツネの耳にちなんで三角型が主流だそうです。

狐は、アメリカの先住民(ネイティブ・アメリカン)の伝承においては、知恵、洞察力、そしてスピードを持つ「賢い動物」として知られています。

また、狐が「狐火(Foxfire)」を使って暗闇の中で人々を助ける物語があります。森の静寂の中で人々を守り、時には迷子を導く存在とされています。

日本の文化においては、狐は単なる野生動物を超え、古くから自然界と人間界の境界を行き来する“精霊”や“神の使者(眷属)”として信仰されてます。

特に農耕文化と結びつき、豊穣をもたらす自然の力を具現化した存在と見なされています。

アメリカと日本、どちらも、狐に対して似たような捉え方をしているのではないかと思います。


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