Festival de Cannes

カンヌ映画祭



今は、レッドカーペットに、映画スターがここぞとばかりにゴージャスなドレスとタキシード姿で颯爽と現れるイメージですが、昔は、上の写真のように、まるでバカンスを楽しむかのように人が集まる場所だったようです。

1946年にフランス政府が開催して以来、毎年5月(1948年、1950年は中止)にフランス南部コート・ダジュール沿いの都市カンヌで開かれている国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の映画祭です。

カンヌ映画祭はベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と併せ、世界三大映画祭のひとつに数えられ、入場が上映作品や映画業界、報道等の関係者に限定され、一般客は入場できません。




2026年5月23日土曜日に開催される、第79回カンヌ映画祭では、日本から、パルム・ドール受賞監督である是枝裕和の『箱の中の羊』、深田晃司の『ナギダイアリー』、濱口竜介の『急に具合が悪くなる』の3作品がコンペティション部門に選出されます。

深田晃司の『ナギダイアリー』は、2013年公開の『ほとりの作子』(原題:Au revoir l’été)を彷彿とさせる、日本の田舎を舞台にした繊細な物語を提示する。『ほとりの作子』は、ロメールの影響を受けた夏の物語であるです。

小津安二郎監督の『東京へ旅する』に着想を得た平田織座の戯曲『東京ノーツ』を原作とする『ナギダイアリー』は、舞台を日本の西部にある小さな山村に移しています。

都会の喧騒から遠く離れた凪で、離婚した建築家が彫刻家となった元義姉を訪ねます。

女がモデルを引き受けたことから、短い滞在のはずだったものが、いつしか時間の流れが止まったような感覚へと変わっていきます。

同じ仕草が繰り返され、沈黙の時間が次第に重くなっていくにつれ、埋もれていた過去が徐々に浮かび上がってきます。

「アーティストとモデルの関係、そしてその間にあるキャンバスや彫刻といった空間は、ジャック・リヴェット監督の『美しきトラブルメーカー』で非常に巧みに描かれており、私に大きなインスピレーションを与えてくれました。」 – 深田晃司



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