Église de la Madeleine

マドレーヌ教会


マドレーヌ教会は、、フランスの首都・パリ8区にあり、「聖女マドレーヌ」を守護聖人とするカトリック教会です。




その外観は、キリスト教の教会としてはかなり異例で、コリント式の柱が並ぶなど古代ギリシア・古代ローマの神殿を模したネオ・クラシック様式(新古典主義建築)です。

ブルボン朝末期、ルイ15世により聖女マドレーヌに捧げる教会として建設が始まり、途中、フランス革命などで建設を中断しています。

1805年、ナポレオン1世がフランス軍の名誉を讃える栄光の神殿とすることを決定し、建築家ピエール・ヴィーニョン(1763-1828年)が古代神殿風のデザインで設計しました。

1806年に工事を再開し、ナポレオンの失脚後、ルイ18世によってカトリック教会に用途が戻され、1842年に完成しました。



アリスティッド・カヴァイエ=コルによって建造されたパイプオルガンは1849年に設置され、現在のものは1923年に修復を受けたものです。

歴代のオルガン奏者はサン=サーンスなどの著名な演奏家・作曲家で占められました。帝国の公的な教会だったマドレーヌ寺院のオルガニストは、当時のパリのオルガニストの最高峰といわれた職でした。

同寺院でサン=サーンスの演奏を聴いたリストは、彼こそが世界最高のオルガニストだと言い切ったそうです。

オルガニストの一人だったガブリエル・フォーレが「レクイエム」の初演をマドレーヌ寺院で行ったことでも知られてます。

このマドレーヌ寺院があるパリ8区の「マドレーヌ広場」は、高級食料品店「フォション」の本店やカフェが集まるエレガントなエリアです。



フランスの伝統的な焼き菓子の「マドレーヌ」も、聖女マドレーヌに由来し、フォションでは、ナチュール・フランボワーズ・ピスターシュ・ショコラなど販売しています。

マドレーヌが貝殻型焼き菓子である由来は、18世紀半ば、フランス東部ロレーヌ地方のコメルシーで、菓子職人マドレーヌが、キリスト教の巡礼(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)のシンボルであるホタテ貝の形を模して作ったと言われています。

ロレーヌ地方は、中世からのサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の通過地でした。巡礼者たちが持っていた「ホタテ貝(聖ヤコブの象徴)」を模して作られたという説があります。

お菓子の意味としては、「仲良くなりたい」という意味で、日本でも、昔から二枚貝の形は、貝がぴったりと合わさる様子(貝合わせ)から、夫婦円満や縁結びなどを連想させ、縁起が良いとされています♥




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