投稿

6月, 2026の投稿を表示しています
イメージ
  Mr and Mrs Andrews 『アンドリュース夫妻の肖像』 Thomas Gainsborough | Mr and Mrs Andrews | NG6301 | National Gallery, London 上の絵画は、イギリスのサドベリ出身の画家であるトマス・ゲインズバラ(Thomas Gainsborough)(1727年〜1788年)の初期のキャリアにおける傑作です。 現在、ロンドン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されています。 ロバート・アンドリュース氏(1725–1806)とフランシス・アンドリュース夫人(1732年頃–1780)を描いたこの肖像画は、ロバート・アンドリュース、その妻、そして彼の所有地という「3つの対象を描いた肖像画」とも評されています。 夫妻の背後には、ストゥール川の渓谷越しに東へと広がる雄大な景色が広がっています。ロバート・アンドリュースは約3000エーカーの土地を所有しており、ここで目にする風景の大部分も彼のものでした。 夫人の膝元にある未着色の部分は、後から赤ん坊を描き入れるために空けておかれたものかもしれません。 エセックスの田園地帯の森や雲の美しさに包まれ、豊かな収穫を控えた畑や家畜のいる牧草地の傍らで、自らの土地に馴染んだ姿を意識的に見せるアンドリュース夫妻。 ゲインズバラは、刻々と変化する天候や自然のままの風景を説得力を持って描き出す手腕を遺憾なく発揮しています。こうした表現は、当時としてはまだ新しい試みでした。 Explore Sudbury | Sudbury Town Council ゲインズバラの出身地であるサドベリは、エセックス州との境界近く、サフォーク州の南西部に位置する歴史ある美しいマーケットタウンです。ロンドンからは北東へ約97km(電車で約1時間〜1時間半)の距離にあります。 サドベリは、ストゥール川(River Stour)の渓谷に位置し、川沿いのウォーターメドウズ(水草地帯)の風景が有名です。また、中世の羊毛貿易や絹織物産業で栄え、歴史的な木骨造りの家々が今も残っています。 トーマス・ゲインズバラの生家「ゲインズバラ・ハウス」は、現在は美術館となっており、彼の作品や生涯について学べる観光のハイライトとなっています。 ハウスの中心にある美しい歴史的な庭園は、献身的なボランティアによ...
イメージ
  Habitat 「ハビタ」 ハビタは、イギリスにあるインテリアショップで、日本橋に訳すと「生息地」となり、発音としては、フランス語読みになります。 イギリス・サリー州生まれのデザイナー、 テレンス・コンランが手がけ、 1号店は1964年、ロンドンのフルハム・ロードにオープンしました。 イギリスには、19世紀後半に、「生活のなかの芸術」を目指したウィリアム・モリスによるアーツ・アンド・クラフツ運動がありました。 テレンス・コンランは、 当時のイギリスは経済難で、閉塞感が漂っている中、一般の人が手にできる手頃な価格のものを各国から集めた色彩豊かな商品をそろえました。 テレンス・コンランが88年の生涯で残したもの | ELLE DECOR [エル・デコ] 写真は70~80年代のカタログで、 テレンス・コンランの 信条は、 ” Plain Simple Useful” でした。 日本でも、Habitat のHPから商品を購入することが出来ます。 現在、 サンダーソン(Sanderson)とのコラボレーションのインテリアがHPに載っていました。 サンダーソンも、 テレンス・コンランと同じく “より良いデザインを一般の人々へ”のモットーを掲げ、 1860年に創設された英国王室御用達の総合インテリアブランドです。 伝統的なボタニカル(花柄)や自然をモチーフにした、絵画のように美しくエレガントなデザインで世界中から愛されています。 Buy Habitat x Sanderson & National Trust Stripe Tablecloth | Table cloths | Habitat 日本でも、壁紙などインテリアでサンダーソンのデザインの商品を買うことが出来ます♪ Sanderson – WALPA.jp
イメージ
Emerald City エメラルドの都 シアトル系コーヒー発祥の地で巡る、地元市民が愛する注目カフェ |OnTrip JAL (2/2) アメリカ西海岸北西部のワシントン州に位置するシアトルは、豊かな自然と最先端のイノベーションが融合した「エメラルド・シティ」の愛称で知られる活気あふれる都市です。 その街で、日本でもポピュラーなコーヒーチェーンである「スターバックス」や「タリーズコーヒー」の他、「シアトルズベストコーヒー」などシアトルでコーヒー(シアトル系コーヒー)が発展したのは何故でしょうか? 一つ目の理由は、シアトルは年間を通して雨が多く、肌寒い日が多い街です。そのため、人々が雨風をしのいで暖をとるための場所としてカフェが愛用され、定着しました。 二つ目の理由は、 街にはイタリア系などのヨーロッパ系移民が多く暮らしており、彼らが故郷の習慣であるエスプレッソを日常的に飲む文化を持ち込んだためです。 また、 自宅(第1の場所)でも職場(第2の場所)でもない、リラックスして過ごせる空間、サードプレイス(第3の場所)の概念としてカフェを位置づける文化が生まれました。 特徴として、従来のアメリカで主流だった「安く大量に淹れた薄いコーヒー」とは異なり、高品質な豆を使い、バリスタが一杯ずつ淹れるスタイルや空間そのものを楽しむスタイルを確立したのがシアトル系コーヒーです。 シアトルの基本情報【2026年最新】〜特色や気候、歴史、経済、日本との関係など | 現地情報誌ライトハウス・シアトル 私がシアトルを訪れたときも、丁度、雨が降っていて、ホテルの「シアトルズベストコーヒー」を飲んで、寒さをしのいだ思い出があります。 その時、シアトルの街でコーヒーが愛されている理由を知りました。